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アジア経済論16

1996年10月24日

タイ

タイとASEAN

ASEAN7ヶ国
(タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、ベトナム)

*タイとインドネシアはアセアンの盟主の座を争っている。

cf.非同盟諸国
  バンドン会議
  中国、インドネシア
  平和五原則

タイと国境を接する国
 ・カンボジア┐
 ・ベトナム ├インドシナ3ヶ国
 ・ラオス  ┘
 ・ミャンマー(ビルマ)
 ・マレーシア

タイの歴史

植民地の経験のない国

バンハン首相の祖先は中国人

農業大国

人口 6000万人
1人当たりのGNP
 80年    95年
 600ドル → 3000ドル

*タイはアセアン内で三番目に裕福
 1番 シンガポール
 2番 マレーシア
 3番 タイ

タイの特色

?独立国家
?政治的に安定
?国王
?仏教国(小乗仏教)

タイの経済成長要因
・賃金コストが安い
・外国の投資

タイの工業化
50年代 労働集約  ┐
    輸入代替  ├第一期
60年代 輸出志向型へ┘

70年代 労働集約型 → 資本集約型

80年代 高成長

政治
 クーデター → 民主化 → クーデター

 ラックタイ(正統性原理)

世界的な工業化の流れ

1800年 英国
1900年 英国
1940年 米国(IMF、GATT、世界銀行)  1972年 変動為替相場制へ
1970年 日本
 │  NIES
 │  ASEAN
 │  中国
 ↓
90年以降 アジアの時代

企業と金融市場

タイ経済の80%を華人が握る
例、バンコク銀行頭取 華人

家族経営 → 近代経営
商業資本 → 工業資本

問題:環境
   バンコク 大気汚染
        ひどい交通渋滞
        貧富の差(ここ10年間格差拡大)

課題
・民主化
・環境問題
・所得格差是正

cf.バンコク 日本人2万人以上

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