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中国農業研究007

石川滋(1962)「中国で行われた社会主義の実験」『平和経済第7号(7月号)』。

■研究対象
いつ:
1949-63年。
どこ:
中国農村。
だれ:
外国人研究者。
なに:
農業経営組織、社会主義集団化農業。
目的:
究極において中国の組織はどのような型に落ち着くかということは、一学 者の能力を超えた問題であるが、部分的にでも掴みとれる示唆だけは明らかにし ておきたいと思う。(P.53 最上段l.24)
■枠組・アプローチ
  • ソ連と中国の比較体制論(社会主義バリアント経済分析)
  • 現状分析
■結論
  • 中国の農業近代化(社会主義工業化によって増大する農産物需要への供給)は ソ連の定型の導入ではできない。
  • 中国は中国の土地利用の要請に適した機械化をしなければならない。
  • 大躍進、人民公社化の失敗は中国の農業を近代化するための試行錯誤と見るこ とができる。
城西大学大学院 石川滋研究室
1999年8月6日 内田真人
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ファイル種別 ファイル名 サイズ 初掲載日 最終更新日
全文PDFファイル chunouken007.pdf 36KB 1999-08-06 1999-08-06