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経済成長論について

経済成長理論とは

 経済成長論(Economic Growth theory) は、時間の概念を考慮する経済動学の1つである。このような分野の経済学は、通常、3つに分類される。1つは、理論的な経済成長論である。もう1つは統計的かつ理論的な経済循環論(Business Cycles) である。最後は、政策的かつ歴史的な経済発展論(Economic Development) である。

 今日、取り上げるのは経済成長論における代表的な2つの模型(Model)である。1つはケインズ経済学の成長理論であるハロッド=ドーマー模型である。もう1つは新古典派経済学の成長理論であるソロー=スワン模型である。

 ポイントは両模型の前提の違いと、両模型から導かれる政策的含意の違いを理解することである。


■本文目次
  1. 経済成長理論とは
  2. 両モデルの異同
  3. 抜書と解説
    1. 伝統的経済成長論と現代的経済成長論
    2. ハロッド=ドーマー模型
    3. ソロー=スワン模型
城西大学大学院 理論経済学特修
2000年6月22日 内田真人
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