森田ゼミ96年黒旗福助トップ

hukusuke
 福助23号 
発行所 :Y.H.アカデミー
パトロン:森田ゼミナール様

風水学

目の霊力で人を動かす
 目というのは、非常に暗示力のあるものです。目からは、強力な霊力、テレパシーみたいなものが出ます。眼力の強い人は、歴史上の大人物、偉人、大政治家、大将軍、革命家、国家的なリーダーになっています。この目の眼力、霊力というものが、人を動かすわけです。

 目の使い方には多くの秘伝があります。使い方によっては相手を自由自在に操ることができますが、基本的な使い方は、まず相手の目を見つめるということです。目を見つめるときには、睨まず、いきまず、ゆったりとして穏やかな、和に満ちた、愛情に満ちたまなざしで相手を見つめ、相手に快さを与える目、顔の表情、これが大切です。和に満ちた、親愛に満ちた表情、これが目の使い方です。

 目の使い方によって相手が自由自在に動く、向かい側にいる人を、目をもって、念力をもって動かすのだと、自己暗示をかけながら目に力を入れるのです。しかし力を入れるといっても、これは眼球に力を入れて力むのではなく、魂の奥底から出る精神パワーを目から出すことによつて、相手を自由自在に動かすのです。

 その場合、この目と目の間に、視線を強烈に送る方法もありますが、高度になりますと、あなた自身の目の動きによって、相手の行動を自由にすることさえできるようになります。 相手と話をするときに、相手をちょっと動揺させる場合、視線をずらしたり、視線を右横、左横に動かして、相手を動揺させることも可能です。今までずうっと見つめていた目がちょっと動きますと、相手の心に不安が生まれます。この、不安が生まれるところが、人間の弱みです。その不安が生まれた部分が、非常に被暗示性が強くなります。

 ですから、相手に不安を生じさせて、被暗示性が強くなったところに、あなた自身の強い目的を振り向ければ、相手にすっと入ってきます。不安を生じさせるということは、霊力を相手に使うのに、大変効果的な方法です。