森田ゼミ96年黒旗福助トップ

hukusuke  福助8号  
発行所 :Y.H.アカデミー
パトロン:森田ゼミナール様

ウイルス:Virus その2  J.A.(薬学部)

 さて、そろそろ本題に入りまひょか(いや〜長い前振りだった)。ちょっと前にすご〜く話題になったAIDS(後天性免疫不全症候群)の話をしようと思います。このAIDSという病気はなんと、免疫のシステムにすみつき、その免疫のシステム自体を破壊してしまう病気なんです!!

 このエイズというものを引き起こす原因が、HIV(human immunodeficiency virus:ヒト免疫欠如症ウイルス)というウイルスです(そのまんまじゃぁ〜ん)。

 このHIVというやつが、免疫力システムを破壊して免疫力を低下させていきます。やがて免疫力の低下に伴い、それまで免疫システムに押さえつけられていた病原菌やウイルスが、増殖して体を蝕んでいきます。この状況によって死んでいく「病気」であって、HIVによる直接死因ではありません!!

 最後にAIDS予防策とエイズ患者への接し方を簡単に述べて、今回は終わりにします。
 次回の最終回をご期待下さい。じゃぁね〜、バイバイ。

〈AIDS予防策〉
1.SEXをするときにはコンドームのご使用を!
(理由:精子or愛液の中にHIVが入っているかもしれないため。又、精子の前に出る透明な液(名前忘れた)の中にも、ウイルスが入っている可能性がある!)
2.血液が混じるような行為はなるべく避けること!
(理由:血液の中にHIVが潜んでいるから。口の中が荒れている時のキスは感染の可能性あり!)

〈感染者への接し方〉
・感染者の唾液・汗・咳から感染する心配はない。理論上、感染に必要な量はバケツ一杯分以上と言われている。しかし、たとえ一度にそれだけの量を吸収したからといっても、必ず感染するとは言い切れない程度である。つまり、唾液・汗・咳からの感染度は極めて低い。故に、感染者との生活も可能である。あとは、感染者に対する偏見を捨てることが大事である。