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福助９号 |
発行所 ：Ｙ．Ｈ．アカデミー パトロン：森田ゼミナール様 |
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ウイルス：Ｖｉｒｕｓ その３ Ｊ．Ａ．（薬学部） 日本において、ＡＩＤＳの感染はそれほど広がっていないと信じられているが、状況ははっきりわからないのが事実である。特に、日本に出稼ぎに来ているアジア系の感染状況がはっきりつかめていない。 では、ここで最近話題になっている血友病患者について考えてみよう。もし、日本政府が、非加熱製剤の輸入を禁止して、国内に出回ったものを素早く回収していたら今日のような状況にはならなかったはずである。薬剤師を目指そうとする自分としては、私利私欲にかられ、患者をモルモットとして扱った薬剤関係者には憤りの念を禁じえない。少々感情的になったので、冷静になろう。 要するにここで私が言いたいのは、「ＡＩＤＳなんか自分には関係ない！」などということは、絶対にありえないことを皆さんに認識してほしいのである。何故なら、自分がＡＩＤＳに感染していることを知らずに性生活を続ければ、自分はもちろん相手にとっても悲劇であるからだ。 つまり、ＡＩＤＳというのは感染してから発病までの期間が長く、知らず知らずのうちに、いろんな人に感染させている場合もある。性生活が荒れている人は、特に注意をしていただきたい。 さて、ウイルスでこわいのはＨＩＶだけではない。エボラウイルス、ラッサ熱ウイルスやマールブルク・ウイルス等がある。そして極めつけは、細菌でもウイルスでもないプリオンという種類のものが存在する。今話題になっている狂牛病事件も、実はこのプリオンの一種である！ プリオンが原因で発病した牛は助からず、「もうお手上げである！」といった、イギリス農民の発言をブラウン管を通して見た人は少なくないであろう。我々日本にはイギリスからの牛肉を輸入していないから、「関係ない！大丈夫だ！」等と思っているあなた！実は、内臓はイギリスから輸入されていたと言われています！！「政府の公式発表と違うぞ！」と思っても、日本政府はＡＩＤＳの前例があるので信用しすぎるのは禁物ですよ！ 「ただ（無料）の情報はそのままじゃ〜使えないのヨ！真実は値段が高いのヨ！」 まあ、疲れてきたからこの辺で終わりにします。ご縁があったらまたお会いしましょうねぇ……（ないことを祈ってるよ！） |