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 　福助23号　
 
発行所　：Ｙ．Ｈ．アカデミー
パトロン：森田ゼミナール様

健康学

酒は飲み方一つで百薬の長
　「酒は百薬の長」とは古代中国の国王がいった言葉といわれています。これは酒好きの人の言い分だと思われがちですが、そうでもないようです。酒も飲み方や量に気をつけたら「百薬の長」にもなれるのです。酒は消毒・殺菌用として「日本薬局方」に登録されています。また、酒のアルコールはカロリー源としても注目できます。カロリーの数値の上では脂肪とほぼ同じで、炭水化物やたんぱく質の倍以上にもなります。

　けれども、体の中で実際に利用されるのは、その６、７割程度で、米１５０ｇと同じカロリーの熱をだすためには、日本酒で銚子３本ほど必要だといわれています。ほどほどの飲酒は疲労回復やストレス解消に役立ち、食欲を増進させて寝つきをよくさせます。これは、ちょうど入浴と同じようなすぐれた効果をもちます。