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国際経済論5

1996年5月23日

第三世界の開発と環境問題

環境破壊

 生態系
 途上国の焼き畑農業
     ↓
   土地の破壊 *アフリカの食糧危機など
 漁業 乱獲   *捕鯨の禁止など
          国際条約で鯨の捕鯨を禁止しようとする動き
          日本、スウェーデンがこれに反発 
          cf.象牙の禁輸(80年代から)



 環境汚染
 水:途上国  工場の排水に有害物質が含まれる
   日本の例、イタイイタイ病
       、水俣病
 土:産業廃棄物の処理
   cf.文化大革命期(1966〜1976)の例
     内モンゴルの牧草地を耕地にしようとして砂漠化してしまった
                ↓
             日本 70年代 黄塵
 大気:石炭による汚染 → 酸性雨(国境を越えて起こる)

環境コスト

 ・環境汚染と環境破壊を防ぐためのコストが高い
 ・環境保護と技術
 ・環境保護と資金
  一国だけの努力では、環境問題の解決は難しい

  先進国の義務 → 開発国の環境汚染や環境破壊を監視し、必要であれば資金
          的技術的援助を行う

 日本、マレーシアから木材輸入
       ↓
  マレーシアの原生林の減少

 日本のODA(政府開発援助) → 環境保護に使用

  例えば、北京環境センターの建設など。

 地方レベルの例、

 北九州市  ・新日鉄の工場がある
  |    ・環境対策のノウハウ
  |姉妹都市
  ↓
 大連市
 環境保護都市建設への保護

 地域間の協力、ODAは国家間なのでこれに対しては援助しないため
 但し、地方レベルの協力には限度がある。

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