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国際経済論7

1996年6月6日

アジアの農業問題について

 海外の資本を本国に導入しようとするアジア諸国
  中国
  → 社会資本が未整備
    (インフラ)……港、道路、電力、水道など

 アフリカ
  従来の農地 → 焼き畑
        → 新しい土地を求めて移動

  共通点:経済開発から起こる環境破壊

農業近代化への道

 1)消滅する可耕地、増える農業人口、与える農業
  アジアの人口増加 → 垂直型人口増加
  アジア人の主食  → 米 → 日本も米
                戦後、小麦や麺類といった食生活の変化もあ
                ったが、依然として米を主食としている
                         ↓
                米の輸入に対して、日本、韓国強い反発
              
                中国は国土が広いため、地域によって主食が
                違う
                揚子江………米
                北部(華北)…麺類、餃子が主食
 
  日本は戦前、農業人口が大変多かった
  しかし近年、農業人口は10%を切っている → 三ちゃん現象
                       爺ちゃん、婆ちゃん、母ちゃん

   → 農業(農村)離れ → 都市に人々が流入
               ↓
           労働集約型産業が一番労働者を吸収できる
  
       第二次産業でも無限に人口を吸収できるわけではない
  
 2)土地の生産性
  戦後、日本、韓国で農地の利用度が飛躍的に高くなっている
  → 土地の生産性の上昇

 3)農業と貧困
  人口増加、失業等 → 貧困
  貧困の共有
  中国:少数民族
  
  アジアの農民:土地への愛着が強い
         先祖の暮らした土地から離れようとしない

 ・道徳

 ・インドのカースト制度
 ・日本の非人、部落民
 ・昔の中国 地主 富農 中農 貧農
                ↓
                小作人
  新中国 → 貧農にも土地を分け与える 
 
 ・インドの中間層
  インドにおいても土地制度が変わりつつある

 ・「緑の革命」
  雑交稲 → 中国で普及している品種
       (湖南省の所長に農業貢献賞を日経新聞が贈与)

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