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国際経済論9

1996年6月20日

                経済開発
      ┌──────────┴─┬─────────┐
      生産           ヒト        カネ
   ┌──┴──┐       ┌─┴─┐     ┌──┴──┐
   農村    都市      移動  開発  直接投資  間接投資
   │     ├───┐     ┌─┴─┐
  農村開発   都市化 インフラ  人的開発 職業
          社会秩序    教育水準
                   ・小、中学校
                   ・高等学校
                   ・大学
                   ・成人教育
                   ・職業、職場教育

ー日本ー
  
   大学────────┬─単科   4年
    ↑         └─専門(医) 6年
  高校、職業高校 3年間
    ↑               ┌放送大学
   中学      3年間   成人教育┼市民大学など
    ↑               └職業教育など
   小学校    6年間

  ・◇型 ―――――→ ▽型
   高等教育(少ない)  高等教育(多い)
   中等教育(多い)   中等教育(普通)
   初等教育(少ない)  初等教育(少ない)

ー中国ー

  小学校6年間(普及教育)

  中国やほとんどのアジア諸国
 ・△型
  高等教育(少ない)
  中等教育(普通)
  初等教育(多い)
  文盲

国際労働力移動

 中国人移民
                      cf.唐、世界のGNPの50%
  1840年以前の中国
  中華帝国 閉鎖的な社会 → 人の移動はあまりなかった
  1840年以後
  英人がマレーシアなどの東南アジアに中国人を連れていった
              ↓
  植民地政策 労働力不足を補うために中国人を労働力とした
 
  アメリカ 奴隷貿易
  当時の中国人 「猪仔」、「苦力」

  cf.アメリカ横断鉄道を造ったのは中国人労働者

 日本人移民
  ラテンアメリカに多い


 ・19世紀以後に移民の問題が起こった

  1940年〜60年 政治要因、労働力移動はなかった
                  労働力の移動
     70年 中東地域の石油開発 ←―――――韓国、フィリピン
        東欧        ←―――――ベトナム
        ドイツ       ←―――――トルコ
        フランス      ←―――――アフリカ、カンボジア
        イギリス      ←―――――インド、東南アジア

   80年〜90年 アジアの労働力移動
         韓国…………労働力輸出国から労働力輸入国
         台湾、香港 …労働力輸入国

   *欧州は不況で労働力移動を制限

 a)移民
  日本……基本的に受け入れない
  * 一般的に国土が大きく労働力の不足している国は受け入れる
    アメリカ、オーストラリアは受け入れる
  
  ・投資移民
  ・家族移住
  ・国際結婚
  
  cf.「グリンカード」という映画
     アメリカ人と結婚すればアメリカ人になれる
  cf.日本の場合
  日本人配偶者 10年以上   10年以上
    1年ビザ ー→ 永住ビザー→ 定住ビザ → 帰化
    3年ビザ 11年後

 b)特殊な理由による移民
  難民
   政治難民……日本認めない。しかし、申請中という曖昧な概念で実質的に
         受け入れることがある。
         仏国、独国は受け入れる
   戦争難民……ベトナム戦争で欧州、米国に協力した人の受け入れ等
   経済難民……経済的目的による移民

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